さて、今回はオーディオインターフェイスの選び方をお話します。
これが星の数ほど製品があって、どれを選べばよいのか迷うんですよね。
4点、解説したあとに、私がおススメするオーディオインターフェイスを紹介します!
用途による選び方
まず、オーディオインターフェイスはお店で売っているもので、
接続タイプ(USBなのか、Thunderboltなのか、Firewireなのか…)がPCと合っていれば基本的に使えます。
USBタイプなら機種を選びませんが、そうでないものを買うなら接続端子がご自身のPCにあるかを確認しましょう。
何が違うのかというと、接続端子の豊富さだったり、どれくらい音質を追及しているかだったり、レイテンシーだったりするんです。
高価なものはそれなりに良いものが多いですが、安いからと言って使えないかというとそういうものでもないんですね。
まず、接続端子がどれだけ必要かを考えるのが最も重要だと思います。
バンドでマイクを何本も立てて同時録音するなら接続端子が多くないとできませんが、DTMだとそういう用途は少ないんじゃないかと思います。
エレキギターの録音と歌入れくらいなら、接続端子は2ポートもあれば十分です。
ヘッドホンを二つつなぎたいとか、いろいろな楽器の配線をつなぎっぱなしにしたいとかでなければ、
各社から出ている小さいサイズのものでも十分と思います。
自分のやりたいことやスタイルを考えて選んでみてくださいね♪
レイテンシー
DTMはPC内部での処理により、入力と出力でそれぞれ音が遅延します。
これが大きくなると、ギターや鍵盤で弾いたものを録音するときに問題になります。
聞こえてくる音に対して正確に弾いてるのに、めっちゃずれてるじゃん…ということになっちゃうわけですね。
このレイテンシーが小さい、レイテンシーを詰められることを売りにしたものもあります。
エレキギター弾きの方だとディストーションがかかっていない生音が返ってきますので、慣れないとちょっと弾きにくいと思います。
ダイレクトモニタリングに対してオーディオインターフェイス内でエフェクトをかけられる製品もありますがかなり割高になりますね。
私は生楽器の録音とmidi鍵盤でのリアルタイム入力もどちらもしますので、ずっと低レイテンシーのものを選んで使ってます。
ダイレクトモニタリングは使いません。
大きさ
デスクに置けるサイズかも重要な要素の一つです。大きいものは拡張性もよいのですが、デスク上の存在感も増します(笑)。
私はコンパクトにまとまっているほうが好きなのですが、
今は理由があってラックサイズの大き目のオーディオインターフェイス(Presonus Quantum 2626)を使ってます。
でかいオーディオインターフェイスだと、デスクがごちゃつくんですよね・・・。
安く上げようとするときの注意点
安く上げようとすると、廉価グレードのものを買うか、中古品を買うかになると思うのですが、
後者の場合は最新OSに対応したドライバーが供給されているかを確認してから購入してください。
以前、私はM-AudioのFast Track Ultraを使っていて、
機能には何の不満もなく、サイズも形も気に入っていて壊れるまで使おうと思っていたのですが、
Windowsアップデートでドライバが使えなくなりました。
メーカーサイトを見てみるとドライバーのアップデートが終了していると書かれていて、
壊れていないのに泣く泣く手放しました。
Windowsアップデートを止めて使い続ける方法もありますが、
新しいDAWを入れたくなったときに問題が出たりしますので、おススメはできません。
特に古い製品の場合、多くの場合はドライバーのアップデートは終了していると思います。
最新OSで使える保証がありませんので、気を付けてください。
私のおススメオーディオインターフェースは・・・
いかがでしたか??オーディオインターフェイス選びの参考になれば幸いです!
最後に私が使ったことのあるオーディオインターフェイスを晒して、その中から一番のおススメをピックアップして紹介します。
歴代使用品を上から順に記載しています。
これからDTMを始める方におススメなのはずばり
コスパ良し(安いのに音も結構良い!)、場所も取らない、レイテンシーを詰められる、これらがその理由です。
古い製品ですが、2021年9月現在でまだ新品で購入できるのでドライバー問題もしばらくは大丈夫だと思います。
はっきり言って私の用途ではZoom UAC-2で十分事足りるのですが、
実験的にやってみたいことがあって、2021年9月現在はPresonus Quantum 2626に乗りかえてます。
その理由やPresonus Quantum 2626の紹介もぼちぼち記事にしていこうと思います♪