春も過ぎ初夏になろうかというところで、
気温が上がってきて、ミニPCには酷な季節になってまいりました。
(この記事の執筆は6月です…)
HYSTOUのファンレスミニPCはwindows10のサポートが切れるまでは
現行仕様で使っていこうと考えていまして、
それが終わったら魔改造に供してしまおうと企んでいます。
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HYSTOUのファンレスミニPCは無音なのでファンの音が気にならず、
音にうるさい私としてはとても気に入っているのですが、
無音であるが故に、過酷温度になっていても気づかないという
デメリットもあります。
そんなデメリットが具現化してしまったことがあったので、
今回はそれをレポートしていこうと思います。
1.普段使いでは温度は問題無し
HYSTOUのファンレスPCですが、普段使いでは温度は問題ないです。
夏であってもエアコンをまったく付けずにPCを動かし続けることはないので、
温度的な問題が生ずる可能性は低いと思います。
CPUのコア最高温度が70~85℃、通常時は40~60℃くらいです。
一時的に負荷がかかると最高温度は高くなりますが、
それがずっと維持されるわけではないので、問題なさそうです。
SSDは45~55℃の間くらいですね。こちらも問題ないかと思います。
なお、SSDには小さいヒートシンクを付けてあります。
2.ある条件に該当すると…!!?
まぁ、今回の起きた事案なのですが、
ある条件にあたると爆熱化してしまいます。
Windowsの更新プログラムです。
常時高い負荷がかかるようで、消費電力も多くなるため、
通常時と比べるとかなり発熱します。
とりあえず、この写真を見てください。
SSDとCPUコアの温度がヤバいことになってます!!
特にSSDは深刻で、コアと違ってすぐには温度が下がらないですしね。
SSDもCPUコアもサーマルスロットリングが発生していそうです。
<サーマルスロットリングとは>
発熱による損傷を防ぐために、一定以上の温度になったら性能を落としたり、
強制的に停止させてそれ以上温度が上がらないようにする機能のこと。
このとき、PCをつけっぱなしにして、別室で作業をしていたのですが、
戻ってきて画面を見たら真っ赤な表示が…。
このままシャットダウンしてもシャットダウン時に負荷がかかりそうなので、
とりあえず、ファンで冷やしました。
少し温度が下がってきたところで、シャットダウンしました。
いや~、やはりファンレスPCは熱を監視しておく必要があると思いましたね~。
私はCrystaldiskinfoでSSDを、
Core TempでCPU温度をモニタするようにしてますが、
モニタしていてよかったです。
ファンレスのミニPCを使うなら、温度管理は必須かもです。
なお、CrystaldiskinfoはSSDの温度が一定以上になると、
音で知らせてくれる機能が付いてます。
まぁ、私は別室にいたので、効果音が聞こえなかったのですが…。
以降、HYSTOUの発熱具合をウォッチし、
発熱がキツイようなら静音ファンの取り付けを考えようかと思います。