これはDTMerあるあるですね。
DTMerならば必ず経験するであろう問題です。
デモを聴いて「こりゃ~買うしかねぇ!」とポチッたものの、
いざ使ってみると「えぇ~~…」ってこと、ありますよね??
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以前、買う必要がなかったと思った音源3選を記事にしましたが、
今回は「良い音源だけど使いづらい…」と思った音源の
トップ3をご紹介しようと思います。
なお、ご紹介したものは使いづらかったというだけで、
決してダメな音源というわけではないです。
むしろ、どれも音源的には相当評価が高いんですよね。
1.私のDTMスタイル
ゲーム用の劇伴やハード目なロックを作ることが多いです。
一番自由に弾ける楽器(下手くそですが…)がギターなので、
ギターで曲を作ることもあります。
※↓↓試聴版となります
自作のシミュレーションゲームの曲を作っているので、
最近はオケ物の比率が多めです。
趣味で好きな曲のカバーもやってます。
その他、環境音楽とかも作ってます。
必殺!作業用BGM - ニコニ・コモンズ
良く使う音源はEastwest、8dio、Bestserviceあたりです。
2.第3位 Eastwest Voices of PassionとEastwest Voices of Opera
私は重度のEastwest信者で、Eastwest音源は大好きです。
オケ系のメイン音源はEastwestを使ってます。
今回挙げた2つの音源もモノとしては悪くないのですが、
価格と打ち込みの手間からランク入りしました。
価格自体が高いですし、打ち込みに手間がかかると社会人にはキツイです。
母音を変えるなどして歌っている風にしようとするなら
スイッチキーを指定してあげる必要があります。
これは多くの音源も同様なのですが、
この方法だとどうしても機械っぽい(ボカロ的な感じ?)感じが出てしまいます。
これならフレーズ集から良さそうなものを選んで入れこんだ方が
クォリティが高く、手間もないんですよね。
両音源ともにフレーズ集も入ってはいますが、
これよりも使いやすく、価格も安い音源がありますので、
この音源を使うメリットがあまり無いんです。
フレーズ集であれば、Soundironあたりの音源がお手頃ですし、
BestService、Heavyocityあたりのコーラス音源の方が、
直観的で使いやすいです。
ただ、クォリティ自体は非常に高い音源なので、
使いこなせれば曲を華やかにしてくれる武器になると思います。
3.第2位 8dio Majestica
この音源は単体で聴くと迫力があって非常に良いのですが、
使いどころが難しいです。
というのも、
主張が強すぎて、入れるだけで大げさなオケになってしまうからです。
あと、大人数のコーラス音源なので、少人数編成のような
透き通ったコーラスではなく、ノイジーな感じ
(ギターでいうとディストーションがかかったような感じといったら
伝わるでしょうか…)なので、オケにいれると他の楽器を食ってしまいます。
そういう点でも使い勝手は良くないです。
飛び道具としてはアリだとは思うのですが、
常用する気にはなれない音源…ですね。
そもそも常用するような音源としては作られていない気もしますが…。
4.第1位 Eastwest Symphonic Choirs
使いづらい音源ランキング第1位はぶっちぎりでこの子です。
これはですね、めっちゃ使いづらい!
好きなワードを歌わせられるという夢のような音源なのですが、
そのワードを打ち込むのがめっちゃ面倒くさい!
word builderというポップアップアプリのようなもので打ち込むのですが、
これがめちゃくちゃ面倒で、
1曲作ると、もうやってられねぇ~となるレベルです。
音源としては非常に良いですし、夢のような音源だったのですが、
ユーザーフレンドリーさが皆無でした。
ちなみに、私がこの音源を使ったのは、1回だけでした。
供養としてこの音源をつかったカバーのリンクを貼っておきます。
ちなみに、実質的な後継音源にあたるHollywood Choirsは、
この面倒さがかなり改善されていますし、
発音も進化しているので、こちらはかなりおススメの音源です。
Symphonic ChoirsもHollywood Choirsも、
どちらも超重量級の激重音源なので、
多用しすぎるとPCに結構な負荷がかかるようです。
私も多用しすぎて何度かクラッシュさせました(涙)。
ということで、音源としては良いものだけれど、
使いづらいと感じた音源を3つ紹介しました。
私の場合、社会人であまり時間が取れないので、
手間のかかるものは使いづらいと感じてしまいがちです。