windowsの電源設定
電源の設定は「高パフォーマンス」を選んでください。
設定を「バランス」にするとCPUの周波数が変動して
CUBASEの挙動が不安定になる可能性があります。
あと、重くなってきたプロジェクトのプチノイズの原因にもなります。
intelターボブースト系の設定
これはBIOS上での設定ですね。
電源入れたあと、F2とか、DELキー連打でBIOSに入って設定します。
ターボブーストはONで、それ以外のSpeed Step Technologyや、
C StateはDisableにしておくと良いです。
カットしたのは省エネ関係の項目ですね。
負荷が少ないときに周波数を下げたりする項目になります。
インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーとは何ですか?- インテル
電力制限の解除
これもBIOS上での設定になります。
電力制限を解除できるものであれば解除しておいたほうがパフォーマンスが出せます。
PL1とPL2とありますが、DTMで大事なのはPL1のほうです。
PL2は一時的にCPUを大電流でフルロードするものですが、
その分発熱が劇的に増してCPUファンがうるさくなります。
DTMは長時間作業が基本ですので、PL1の上限を上げて、
安定して高いパフォーマンスを出せるようにしたほうが良いです。
私はK無しのi9 11900Fを使っていますが、
電力制限ありで使っていたときにPCの負荷が高くなってPL2でCPUが稼働して、
その後PL1に移行してCPUのクロックが下がったことがありました。
そうなると、そのタイミングでオーディオパフォーマンスメーターがかなり高くなってしまいます。
安定的に運用したかったので、私はPL1を電力制限開放して使ってます。
電力制限の解除に関しては注意があります。
排熱効率が悪いPCケースを使っていると、
熱によるパフォーマンスダウンや安定性悪化により、
電力制限無しよりも性能が下がることがあります。
ケースにもよりますが、小さいケースは排熱的に不利になるので、
電力制限ありで運用することを考えた方が良いかもしれません。
MSIのマザーボードとかだと、BIOSの設定で電力制限開放できるのですが、
ASROCKのマザーボード+intel K無しCPUの組み合わせだと、
BIOS上では完全な電力制限開放はできないんですよね。
私はこの組み合わせだったので、何か方法が無いかと探したら、
ソフトウェア上で設定できる方法がありました。
これに関しては別記事で取り上げようと思います。