SSDで発熱の違いがあるってほんと?
M.2は発熱があるので熱対策した方が良いって言われますよね。
結論を先に言うと、SSDによります。
すごく発熱するものもあればそうでもないものもあるからです。
Gen3とGen4という規格があって、Gen4のほうが速度上限が高くなります。
発熱もGen4のものの方が高い傾向がありますが、
Gen3でも速度が出るものだと結構発熱します。
Gen4もしくはGen3で高速なものならば簡易的な小さいヒートシンクでも良いのでつけた方が良いと思います。
ヒートシンクを後付けしてみた
最近のマザーボードはヒートシンクがついているものも多いので、
そういう場合はマザーボード付属のものをつければ大丈夫です。
私は安いマザーを使っているのでヒートシンクがついてなかったんですよね…。
ということで後付けしました。
後付けしたのは↓のような簡易的なものです。
結論を書くと、DTM用途ではこれでも十分でした。
(ミニPCとか超小型のPCケースのような過酷環境でなければ…)
温度を測ってみよう!
50トラック程度のプロジェクトを読み込んだ直後はこれくらいの温度です。
CドライブはSumsungの980でGen3としてはかなり高速(シーケンシャルで3500MB程度出る)なもので、
IドライブはCFD販売のCSSD-M2M2TPG4VZNっていうシーケンシャルリードが7000MB程度出るやつです。
Cドライブ(Gen3/システムドライブ)
Iドライブ(Gen4/音源が入っている)
読み込んだり再生してもほとんど温度上昇はありませんでした。
Gen4のほうでも最高43℃でしたし、この程度の対策でも全然大丈夫ですね。
Crystal Diskmarkで測定をかけるとかなり負荷がかかりますが、
この用途だとGen4のほうはちょっと厳しそうですね。
Cドライブ(Gen3/システムドライブ)
Iドライブ(Gen4/音源が入っている)
Cドライブの最高温度は56℃で、Iドライブは65℃でした。
65℃ならぎりぎり許容範囲ですかね。
まぁ、DTM用途でこんな負荷をかけることはそもそも無いので、
これで十分です。
それでも高級ヒートシンクを付けてあげたい!
これで十分なのですが、PCいじりが趣味になってしまったので、
CドライブとIドライブには
ちょっと高級なヒートシンクを奢ってあげようと思ってます。
ちなみに私は前に使っていたPC(i7 6700K)ではM.2 SSDにヒートシンクを付けずに使っていました。
Sumsungの960EVOという当時のハイエンドモデルで、速いことと爆熱で有名でした。
そのとき温度を測ったことはないのですが、読み込みが遅くなるようなことはありませんでした。
ただ、DTMでは再生時にもSSDへのアクセスがあるので、つけておいたほうが精神安定上良いかと思います。
ヒートシンクが無いと温度が下がるのも時間がかかりますしね!
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