杢目がめっちゃ綺麗なチェロを見つけて、
そのままお迎えしてしまいまったわけですが、
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これからこの子の改造も含め、
このブログで紹介していこうと思いますが、
第一弾としてテールピースの交換と弦の張り替えをやっていきます!
1.今回の改造ポイント
このチェロの最高の美点は何と言っても背面の杢目なわけですが、
次点としてローズウッド製のペグも非常に美しかです。
この美しいローズウッドペグが付いているなら、
テールピースもローズウッドで揃えたいですよね。
しか~し、残念ながら、テールピースは黒一色なんです。
テールピースは軽金属製でウィットナーのものでした。
性能は最高なのですが、やはり見た目が…。
ローズウッドで統一したい!
ということで買ってまいりました!
ローズウッド柄のテールピースです!
これもウィットナー社のもので、
元々付いていたものの色違いですね。
弦はベルカントゴールドがお安く手に入ったので、
貼ってみようと思います。
弦を外してテールピースを外してみました。
外してみてびっくりしたのが、
テールピースを留めるロープがチタン製でした。
持ってみるとめちゃ軽いです。
こんな高級品が付いていたとは…。
ちなみに、地面に刺すロッドはカーボン製が付いてます。
これだから中古品はやめられませんな~。ウマウマ。
テールピースを交換して、ベルカントゴールドを貼ります。
なんか元の弦よりもテンションが高い(張りが強い)気が…。
本物のローズウッドに出来たら最高なのですが、
ウィットナーはチューニング機構が優れているので、
性能としてはこれが最高なんですよね~。
なので、今回はウィットナー製のものを奢りました。
2.ついでにメンテ
ベルカントゴールドは弦の色が金色なんですね。
写真だとわかりづらいかもですが、
少しビンテージ感のある真鍮っぽい色をしてます。
今回の改造で見た目が最高!になったからヨシ!です。
3.このチェロの不満点と今後の改造…
弦を変えたこともあり、出音が変わりました。
これまではスピロコア+ヤーガーの黄金コンビが貼られていました。
この組み合わせはいい音ですが、
スピロコアとヤーガーでキャラが違い過ぎて、
弾いていて違和感がありました。
ヤーガーはおとなしく渋くてイイ音ですが、音量が小さい感じです。
スピロコアはとにかく爆音で明るいキャラクターですね。
低音は明るく、高温は渋く…という狙いどおりではあるのですが、
2弦と3弦の間で音量差が大きすぎでした。
ベルカントゴールドは大人しめの音と聞いていたのですが、
結構ぎらついているというか、音がキンキンしてました。
安い楽器に貼ると、音が安っぽくなってしまう気がします。
安楽器にはヤーガーが良いかもです。
で、ベルカントゴールドにしたらより顕著に感じるようになったのですが、
少し弦高が高くて弦が抑えづらいんですよね。
なので、次の改造は弦高を下げる!です。
ベルカントゴールドはあまり好きな音ではないのですが、
チェロ弦はめっちゃ高いので、
ベルカントゴールドが使えなくなるまでは使い続けようと思います。
次に張り替えるなら、ヤーガーかな~。