以前、ZOOMのUAC-2がおススメ…と記事にしましたが、
もう一つ、私だったら候補にする製品があります。
IK multimediaの IRig key i/o です。
IRig key i/oとは?
簡単に言うと、MIDIキーボードとオーディオインターフェイスが合体したものですね。
なので、わざわざ別にMIDIキーボードを買う必要が無いというわけです。
それだけじゃなく、付属のソフトがすごいんです!!
Sample Tankのフルバージョンだったり、ヴィンテージシンセ音源、音圧を稼げるマスタリング用プラグインのT-RacksにDAW(Ableton live lite)までついてくるんです。
49鍵のほうはオーケストラ音源Miroslav Philharmonikもついてくるようですね…。
はっきり言って本体よりも付属ソフトの方が高額という太っ腹ぶりです。
25鍵と49鍵、どちらを選ぶべき?
25鍵と49鍵のモデルがありますが、私は49鍵のモデルを使っています。
(オーディオインターフェイスは違うものを使っているので、
私は純粋なMIDIキーボードとして使ってますが…。)
MIDIキーボードと文字入力キーボードの話はこちら!
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これからDTMを始める方の場合、できるだけ初期費用を抑えたいと思われる方が多いと思います。そんな方にうってつけなのがこのIRig key i/o 25 もしくはIRig key i/o 49 です♪
IRig key i/oの魅力いろいろ
以前はIRig key i/o は専用のASIOドライバーがなく、
ASIO4ALLのような汎用ASIOドライバーで動作させる必要があったのですが、
2020年にIK multimedia社の純正ドライバーもリリースされたそうで、
さらに使い勝手が良くなっています。
IK Multimedia. Musicians First.
私はSample Tank 3を持っていますが結構使える総合音源です。専用音源にはかなわないけれど、シンセから生楽器、オケ系までそれなりにクォリティの高い音色が入ってます。また、動作もそれほど重くないので、スケッチにもちょうど良いです。
ZOOM UAC-2にはCUBASE AIが含まれますが、
CUBASE AIだと付属音源は最低限のものしか入ってませんので、
コスパを考えるとこちらに軍配が上がります。
ここは気を付けて!<注意点>
DAWによっては、かなり複雑な設定をしないとボタンやノブ類が反応しないんです。
付属のAbleton live liteは問題ないと思いますが、
私が使っているCUBASEは設定が用意されておらず、
どのプリセットを用いてもボタンやノブ類が反応しませんでした。
これを反応させるためにはかなり複雑な設定が必要になります。
購入当時、私もこれには頭を抱えました。
これだけは要注意です!
あと、私の環境だけかもしれませんが、
電源を入れてからUSBケーブルを一度抜き差ししないとCUBASE上で認識されないことがあります。
あと、PCとの接続はUSBケーブルでこれは良いのですが、
キーボード側のコネクタが特殊形状なんです【↓こちら】
好きなケーブルを使えないのは私的にはマイナスポイントでした。
デスク上がごちゃつくので、L字ケーブル使いたいのに使えないんですよね。
あと、ピッチベンドとモジュレーションがタッチセンサーになってます。
ホイール式に比べると使いづらいですし、精度もよくないです。
ここは割り切りが必要ですねー。
おわりに
しかし、
割り切ってしまえば非常に良い商品で、
コスパ的には本当に優れていると思います!!
ポイント