私はベース弾きではないので、ギターの延長で弾いているだけですが、
腕に不相応なモデルを使ってたりします。
IBANEZ SSR1100というモデルで、
大手楽器店の限定モデルだったと思います。
ランクはPREMIUMですね。
このベースにはウェンジとブビンガを
組み合わせたネックが採用されています。
こんな感じの黒くて渋いネックですね。
IBANEZ PREMIUMシリーズで良く使われているネックで、
この見た目に胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でございます。
今日はこのウェンジ・ブビンガネックを選ぶ際の盲点を
SSR1100の紹介も挟みつつお話しようかと思っております。
1.IBANEZ SSR1100の紹介
IBANEZ SSR1100はアクティブPUに
ハイフレットまでストレスなく弾けるヒールカット、
PREMIUMシリーズならではのフレットエンド処理で、
まさにストレスフリーなベースです。
とにかく弾きやすいですし、音もハイファイで美しいです。
万能過ぎてこれ以外のベースに興味がなくなるくらいです。
重量も重すぎず、というか、ベースとしては軽いと思います。
ですが、ヘッド落ちしないという絶妙なバランスです。
見た目もウッディな感じで超気に入ってます。
高級家具のような見た目ですよね。
インレイも高級機って感じです!
ただ、見た目のウッディな感じとは違う、
割と元気の良いサウンドが得意な感じです。
プレミアムシリーズですので日本製ではなく外国製ですが、
ブランド力以外には欠点は見当たりません。
よくできたベースだと思います。
2.ウェンジ・ブビンガネックってどうなの??
今日の本題の方はこちらなのですが、
私はこのSSR1100を購入するにあたって決め手にしたのが、
このウェンジ・ブビンガネックでした。
おい、見た目かよ!とツッコミが入りそうですが、
まぁ、そんなもんです。
で、店頭ではなく、通販で購入しました。
実物を見ても非常に美しく、特別感がありました。
しかし、さて、弾いてみようかと思って構えたときに
今まで感じたことのない違和感が…。
皆さん、ウェンジ・ブビンガネックを
手に取ったことがありますか?
メイプルやマホガニーのネックであれば、
塗装されていたりするので、
つるつるorすべすべですよね。
そのイメージでウェンジ・ブビンガネックを触ると、
なんとも言えない「これじゃない感」を受けます。
端的に言うと、ざらざらなんです。
木の質が荒いのですが、ナチュラル仕上げで
分厚い塗装がされていないので、
木が元々もっている杢目が感触として伝わってくるんです。
最初はこのざらざらがとても気になりました。
正直に言うと、当初は買ったことを後悔するほどでした。
弾きづらいとかではないんですが、
独特のザラザラ感が親指に伝わるのがどうにも嫌でした。
数か月もすると慣れてなんとも思わなくなりましたが、
これってあまり知られていないデメリットだと思っています。
左手の運指は神経を使うところだと思うので、
余計に気になるのかもしれません。
ウェンジ・ブビンガネックは見た目最高で、質感も良く、
そのザラザラ以外にはデメリットを感じません。
ウェンジもブビンガも固い木ですので、
ネックの反りにも強そうで、
機能的にも優れていると思います。
ただ、やはりあのザラザラに慣れないという方もおられると思うので、
ウェンジ・ブビンガネックのモデルを買おうと思われている方は、
一度、店頭で試奏させていただくことをおススメしますよ!