私はPUセレクターはそれほどがちゃがちゃやるタイプではないのですが、
結構な頻度で調子が悪くなります。
下手くそなのでセレクター操作が雑なんですかねぇ。
このままだとDTM作業に支障が出てしまうので、
ちゃちゃっと修理しちゃいましょう。
1.今回修理するブツは?
私の普段使いのギターであるFernandes JG-65の改造モデルが今回のクランケ。
こいつはハードオフでジャンク品を1万5千円で購入して
フレットのすり合わせやネック調整をして
弾けるようにしたものなので、思い入れがあるんです。
あと、初めて買った新品のギターも、フェルナンデスのJG-65Sだったりします。
PUはダンカンのSH-6bとSH-6nを入れてあります。
センターPUはストックのものです。
ラージポールピースで綺麗なシングルの音がでます。
2.修理開始
さぁ、早速修理を開始していきましょう。
弦も錆び錆びなので合わせて交換します。
ということで、弦をカットしてしまいます。
ニッパーでぱっつり切ったら、ピックガードのネジを外します。
開けるとこんな感じ。弁当箱ザグリってやつですね。
ジャンカーからすると、改造しやすくて実によろしい。
サーキットが出てきましたが、きったねぇ~…。
雑な性格が出ていますね。
ピックアップセレクターの配線を外していきます。
はんだごては必須です。
修理の際にははんだごてスタンドがあると便利です。
はんだはホームセンターで買ったオーディオ用を使います。
スイッチはこれを使いました。
モントルー(Montreux)のお高いやつ。スイッチクラフト製です。
これ、ちょっと失敗していまして、スイッチが入るザグリに若干干渉しました。
もう少し高さが低いやつを選んだほうが良かったです。
↓こういうやつです。
ただ、Montreuxのスイッチ自体はクリック感もいいし、信頼性も高そうです。
で、弦を張ります。弦はFernandesの3セット1500円のヤツです。
練習にはこれがイイ!何しろ安い!
弦を張る際にはナットの溝にナットソースを塗布します。
3.セレクターだけじゃなかった…
ということで音出しをしてみました。
セレクターはばっちりなのですが、弾いているとたま~にガリが出ます…。
出所を探るとジャックの接触不良のようです。
スイッチクラフト製の部品のストックがあったので、ぱぱっとインストール!
4.結果
ガリも無くなり、演奏に集中できるようになりました!
ベストテイクが取れたのにガリが入っていたらいやですよね~。
ギターも長く使っていると、接触部分が劣化していきますので、
定期的にメンテしてやらないとですね。
ということで、愛用の魔改造ギターの修理をしてみました。
エレキギターは結構単純な造りで、電気工作の知識も要らないです。
配線方法もネットで調べればすぐに出てきますので、
皆さんもご自身でサーキットのカスタムや修理をしてみてはいかがでしょうか?
配線材を変えるだけでも音の印象が変わって面白いですよ~。