今日は文字入力用のキーボードを選ぶ際の注意点と、
その設置方法のお話です。
midi鍵盤のほうではないですよ~。
さて、皆さん、DTM PCにはどんなキーボード使っていますか?
midi鍵盤を設置するとキーボードの置き場に困りますよね?
私は49鍵のmidi鍵盤を置いているので、
キーボードを置く場所は悩みました。
あと、キーボードのサイズ、有線か無線か、電池式かバッテリー式かも、
重要な要素です。
DTMerの永遠の悩みである文字入力用キーボードの憂鬱を解消しますので、
ぜひ最後まで読んでくださいね♪
キーボードのサイズ
midi鍵盤を使われる方の場合、midi鍵盤を優先するのか、
文字入力用キーボードを優先するのかをまず考える必要があります。
私はDTMはDTM専用PCとすることをおススメしています。
詳しくは↓の記事で解説していますが、
理由はmidi鍵盤かキーボードのどちらかが無理な姿勢になってしまうからです。
DTMが趣味という方であれば、専用PC化した方が良いです。
で、専用化したらmidi鍵盤を優先しますね?
そうなるとキーボードは文字入力に大きな支障を生じないレベルで、
できるだけ小さいものを選ぶと良いです。
私の場合、キーボードはログインパスワードを入力するのと、
ファイル名を入力するときくらいしか使いません。
よく使うショートカットキーは左手デバイスに割り当てています。
私はCUBASEユーザーなのでSteinbergのCMCシリーズを
左手デバイスとして使ってます。
残念ながらもう廃盤になっちゃってるんですよね。
デザインもシンプルで好きなのですが…。
有線か無線か
これは無線の方が良いです。
有線の方が安定していますが、1/100秒を争うゲームをやるわけではないので、
DTMにはどっちを使ってもかわりません。
有線は配線がごちゃつきます。
DTMは配線が多くなりがちですので
配線は少なくするに越したことはありません。
そうしないと後で機材を入れ替えるときに苦労します(涙)。
なお、bluetoothと普通の無線タイプがありますが、
後者の方が安定しているのでおススメです。
bluetooth接続のものでも問題なく使えますが、
しばらく打鍵しないでスリープになり、復帰のときにラグが出るのですが、
そのラグ(2~3秒程度)が気になる方がおられると思います。
電池式orバッテリー式
これは盲点というか落とし穴なのですが、絶対に電池式が良いです。
何故かというと、電池は予備があれば交換すればすぐ使えますが、
バッテリー式は充電している間使えないからです。
DTM作業始めようと思ってPC付けたらキーボードがバッテリー切れで、
1時間かかります…となったらやる気がなくなっちゃいますよね。
これは仕事やテレワークで使われる場合も要注意で、
仕事中にバッテリー切れを起こすと非常にストレスです。
なんとなくバッテリー式の方が先進的な感じがして
魅力的に映るかもしれませんが、
バッテリー式のデメリットを理解したうえで買った方が良いです。
おススメのキーボード
私がおススメするキーボードは↓の3種です。
ポイント
Elecom TK-FBP100
エレコムのTK-FBP100は入力しやすく、サイズもコンパクトで、
DTM用としては優れています。
Bluetooth接続のみで、スリープからの復帰にはラグがあるものの、
安定感もよく、使いやすいです。
また、3台までペアリングを記憶できて、
ボタン一つで切り替えられるので、
スマホへの文字入力にも使えたりして便利です。
デザイン性もgoodです。
EWINのEW-B009
EWINのEW-B009はエレコムのTK-FBP100によく似た製品で、
Bluetooth接続のモデルです。
3台までペアリングを記憶可能で、ボタン一つで切り替え可能です。
打ち心地やサイズ感もTK-FBP100に近いです。
ただ、キーの割り当てが若干独特で、
windowsマークやファンクションキーを多用される方には
少し使いづらさを感じると思います。
逆にそれらのキーを使わない方には
エレコムのTK-FBP100と同じように使えます。
この製品は安さがウリですが、安いからすぐ壊れるかというとそうでもなく、
我が家では一度も故障なく動いてくれています。
Logicool ワイヤレスコンボ mk240
紹介したいのはキーボードの方です。
無線式で安定していて、サイズ感も程よく、
上記2製品よりも打鍵ストロークが長いので、
より多くの方が使いやすいと感じると思います。
少し癖のあるデザインなので、好みがわかれるかもしれません。
マウスは戻る・進む等のファンクションボタンがないので、
おまけだと思っていただいた方が良いです。
DTMであればいろいろなボタンを割り当てられる
多機能マウスがおススメです。
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設置場所と設置方法
私はこんな風に設置してます。
手前にmidi鍵盤を置いています。
このままだとキーボードが遠く、これで文字入力すると肩がこるので、
手前に引き出せるようになってます。
これであればそれほど無理な姿勢になりません。
どうやっているのかは↓の写真を見ていただくとわかると思います。
キーボードの裏側の写真です。
キーボードはパンチング木板に載せています。
奥側にL字の金具と硬質スポンジでかさ上げをして、
手前側に百円均一で売っている配線まとめ用のグッズ(シリコン?)で
足を付けています。
シリコン足はキーボードのボタンやノブに当たらない位置につけてあり、
midi鍵盤に載せています。
L字金具がmidi鍵盤に当たるまでキーボードを引き出せます。
引き出すとシリコン足は鍵盤部分に載るため打鍵時に少し揺れますが、
それほど違和感なく打鍵できます。
パンチング木板とキーボードはマジックテープで貼り付けました。
両面テープでも大丈夫です。
金具と硬質スポンジはホームセンターで、
木ネジとパンチング木板とマジックテープ、配線まとめ用グッズのシリコンは100円均一で購入しました。
木板はのこぎり(100円均一の簡易的なものでもなんとかイケます)でカットして、
カットした面をやすりで整えてあげる手間はありますが、
テクニックやスキルがなくとも誰でもできる方法なので、
キーボードの設置場所に困っている方は、ぜひ試してみてください!
ココに注意
注意点としてはmidi鍵盤に載っている状態になりますので、
一部のボタンやノブが使えなくなります。
私の設置位置だと録音ボタンやノブ類が使えなくなります。
私はmidi鍵盤のボタン・ノブは使わずに、
左手デバイス(Steinberg CMCシリーズ)を使うことにしました。
左手デバイスに関してはまた別の記事で紹介しようと思います!
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いかがでしたでしょうか?
皆さんの悩み解決や新たな発想につながったら嬉しいです。
皆さんの設置方法も聞いてみたいので、
もしよろしければコメントでどんなふうに設置しているか、
教えていただきたいです♪