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DTMに関するおはなし

自作防音室、使ってみてわかったデメリットとは?

私は以前、自作防音室を作ったことがあり、
2年以上使っていました。

まかろんろん
以前使っていたガラケーに骨組み画像が残っておりました。こーんな感じのです!

防音室を作った理由ですが、
単にエレキギターを爆音で鳴らして演奏したいという
とてもわかりやすいものです。

当時は一戸建ての賃貸に住んでいたので、
多少の音量は夜でも出せましたが、
さすがに爆音で弾くのは昼間でも無理ですからね。

防音室を買ってしまおうかとも思ったのですが、
お値段が張るんですよね。

でも、私が市販の防音室を買わなかったのは、
重量的に設置が厳しそうだったからです。
2階に設置となると、耐荷重を超えてしまうかもしれず、
雨漏りするほどのボロ屋でしたので、
市販品は無理だな、と、

今ならば、おてがるーむのような軽量タイプが市販されているので、
そちらを選んだかもです。

ということで、私が作った自作防音室ですが、
引っ越しの際に解体してしまいもうありませんので
当時の記憶を掘り起こしながら、
作り方と性能を記事にしてみようと思います!

1.材料

・ツーバイフォー規格の木材
・防音シート
・石膏ボード
・クッションスポンジ
(ホムセンで売っているクッション製作用のスポンジ)
・簡易的な照明
・PC用のファン(換気用)
・充てん用シリコン
・その他いろいろ

2.作り方

最初にツーバイフォーの木材で骨組みを作りました。

次に骨組みに対して外側から石膏ボードを木材にネジ止めしました。

天井は石膏ボードを上から載せました。

天井を載せるときが一番きつくて、一人だとかなり厳しいです。
石膏ボードが重くて落としそうになりました。
天井を入れると真っ暗になります。

↓こんな感じに。

トゥルーブラックを味わえます。しっこくです。

事前に照明を入れておいた方がよいですね。
照明とPC、ギターアンプが動くように配線を引きこんであります。
石膏ボードに穴を開けてそこから配線を通して、
穴はエアコンの穴を埋めるための粘土みたいなもので埋めました。

照明があっても内側の作業性が悪くなるので、
天井は内装を全部やってからの方が良かったです。

扉を作るほどの力量が無かったので、
入口は石膏ボードに木材と引き出し用の持ちてを付けて、
それにチャリンコの荷台用ロープをひっかけて
防音室内につけたフックにかけて
内側に引っ張るようにして閉める構造にしていました。

扉というか蓋?は↓の図の黒い部分です。

長方形で、縦方向と高さは200cmくらい、
横方向は100cmくらいでした。

アコギを持つと壁が邪魔になりますね。
エレキギターでも体制は結構限定される感じです。

換気用のファンを付けたのですが、
音漏れを避けるために小さな穴しかあけなかったので、
多分、あまり機能していなかったです。
窒息危険ですね。
ただ、窒息する以前に暑くて耐えられないので、
せいぜい30分程度が限界でしたね。

換気口は穴が開いているだけだと音が駄々洩れなので、
内側にスポンジを貼りまくった箱(空気穴付き)を乗っけていました。

内側ですが、骨組みの木材と石膏ボードの段差に
スポンジを埋められるだけ埋めて、防音シートで蓋をしました。
防音シートは木材にタッカーで留めていました。

吸音材にはロックウールやグラスウールを使えば性能が飛躍的に上がるのですが、
完全に密封した構造にするのは大変ですし、
袋が破れたりして飛散物が肺に入るのが嫌だったので、
素人でも安全に扱えるスポンジにしました。

3.性能と所感

吸音材をスポンジにしたため、性能は低かったです。
音の勢いは大分収まりますが、音は駄々洩れで、
その部屋の中だと結構うるさいです。
耳が遠いおじいちゃんがテレビを見ているくらいの音量ですかね。
感覚的には-15dbくらいは落ちてたでしょうか。

それでも家の外に出ると全く音が聞こえないくらいには
音のパワーを減衰させることができていました。
なので、当初の目的は達成できていました。

ただ、想定していなかったデメリットがありました。

①反響が凄くてギターアンプの音量を上げられない

これは想定していませんでした。

爆音で弾きたくて防音室を自作したのに、
アンプをフルにする前にうるさすぎて無理でした。

VOXのMINI3を使っていたのですが、音量は半分くらいで使ってました。
これでもかなりうるさく感じました。
音が大きく感じるだけでなく、耳に刺さるというか、
痛い感じがありました。
多分、反響が多すぎたのだと思います。

これはスポンジを貼ったりすると幾分マシになりますが、
音が大きい場合は減衰しきらず反響しまくりです。

②暑い、とにかく暑い

気密性が高く、防音材が断熱するため、とにかく暑いです。
真冬でも暑いです。30分も演奏すると汗だくです。
夏場は10分でギブでした。

市販の防音室も暑いので、エアコン必須だと思った方が良いです。
夏場だと下手すると熱中症で倒れてしまうかもです。
エアコンの無い防音室内でDTM作業なんてとても無理ですね。

③湿気が凄い、ギターの金具が錆びる

暑い中に人間が入って空気がこもっているので
湿気が凄いです。
湿気がさらに暑さに拍車をかけるんですよね。
そのせいでギターの金具が錆びまくりでした。

高級ギターを使うのは気が引けます。
私は高級ギターが錆びるのを嫌って、激安ギターを持ち込んでいました。

④かなり狭い

立ってギターを弾けるくらいのサイズで設計して、
ほぼ設計通りのサイズに出来上がったのですが、
実際に使ってみるとかなり狭く感じました。
(座って弾くのは無理・・・)

実際には曲を流すためにPC操作をするために
ギターを持ったまましゃがんだりすると、
ギターのヘッドやボディが防音室の壁に当たります。

防音室を考えておられる方は姿勢が変わることを考えて、
余裕のあるサイズのものを選んだ方が良いと思います。

バイオリンやビオラの場合は天井高も重要です。
低いと弓が当たって弓が折れたり、楽器を傷つけてしまいます。

デメリットの中で特に②は事故につながりかねないので、
防音室を買われる方は考えたうえで買われた方が良いですよ~。

picture of macaroons line

ということで、かつて使っていた自作防音室の紹介と
使ってみてわかったデメリットを書いてみました。

自分もやってみよう!と思っている方の参考になれば・・・

まかろんろん
やる気さえあれば意外と作れちゃいますよ!!

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