~前回までのあらすじ~
行政書士試験勉強で4か月弾かなかったARIA SWB-01を弾こうと思ったら
音がでず、電池を交換しても×…。
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プリアンプが逝ってしまったのか、音が出る気配がなく、
基盤の修理はさすがに無理…。
そこで以前買ったものの寝かせていたPU Shadow SH 951を取り付けて
そこからダイレクト出力することにしました。
ということで、ARIA SWB-01 w/splの修理?魔改造?をやっていきます!
1.どこに取り付けようか…
PUは取り付ける位置で音がガラッと変わりますので、
取り付け位置は最も重要です。
これは取り付けまくって良い音が出るポイントを試すしかないですね。
SH951はブリッジ(駒)に取り付けることが推奨されていますが、
ブリッジにつけるとかなり固い音になります。
音程は取りやすいですが、低音があまり出ず、
いかにもエレキな音で、私はあまり好きになれませんでした。
SH951をブリッジ下、要はブリッジとボディの間に挟みこむと、
良い音がしそうですが、SH951はかなり厚みがあるので、
無理っぽいです。
で、色々試した結果、ボディの下部か、
ネック下あたりのボディが良い感じでした。
ただ、ここにつけると、後付け感が出てしまい、
せっかくの見た目が…ということで、
キャビティ内で一番まともな音が出る場所に取り付けることにしました。
取り付け位置を決めたら、配線の準備をします。
SH951についているジャックは使わず、
SWB-01の配線に割り込ませて、SWB-01のジャックから音を出せるようにします。
繋ぐのはプリアンプ前ではなくて、後ですね。
なので、9V電池はもはや不要になります。
2.実際に取り付け
まずは取り付けのための配線をむき出しにすべく、
SH951のジャックをカットします。
ダイソーニッパーでぶった切りです。
使った工具はこちら!
配線には電工ペンチは必須ですね。
配線の皮むきはこれが無いとしんどいです。
で、取り付けていくのですが、直にボディにSH951を付けると、
ボディに伝わる衝撃がそのままSH951に伝わってしまい、
ボディをぶつけたり、スラップちっくな弾き方をすると、
爆発的な音のノイズが出てしまいます。
これだと使いづらいので、衝撃を和らげるために、
シリコンゴムで覆って、さらに厚めの布とバンテージでくるみました。
あとは、金具とネジでキャビティにに押し付けるように固定します。
ネジの締め具合でも音が変わるので、
良い塩梅になるように調整します。
SWB-01のジャックにSH951の配線を接続します。
キャビティの蓋を戻して完成です。
3.結果はどうだった??
音は問題なく出ました。
ただ、プリアンプの音にはかなわない感じです。
できるだけ低音が出る位置にセットしましたが、
アンプ側で高音を削って低音を増強しないと、
良い音になりません。
ただ、調整すれば結構良い音になるので、
さすが、SHADOWのピックアップという感じですね。
電池も使わなくなったので、電池切れの心配がありません。
ただ、一つ欠点があって、
弦を弾くように弾くとどうしてもノイズが入ってしまいますね。
マイルドに弾くことを意識しないとボンッという音がアンプから出てしまって、
少々扱いづらいです。
取り付け方を工夫すればもっと良い音になりそうなので、
このあたりは継続的に改善していけたらと思っています。
ということで、修理のはずが魔改造になってしまいましたが、
何とか楽しいEUBライフを取り戻すことができました。
楽しいし、見た目もグッドです。
EUBは楽しいですよ~!テンションブチ上げです!