前回、CPUグリスを高性能グリスに塗り替えて、
CPUファンに熱伝導テープを貼ってヒートシンクの熱を逃がす工夫をしました。
Minisforum U820 を分解します!
底側を外していく
今回も分解しま~~す!
今回は底側だけ外します。
何をするのかですって?
おいおい、その写真に入り込んでいるアルミニウムの小汚いブツは何なのかですって?
このMinisforum U820のヒートシンクはアルミ製っぽいのですが、
CPUファンの風が通るエアフローが一直線になるように蓋をしているものが
金属製じゃないんですよね。
そこを金属製にすればより放熱できるんじゃないかと。
エアフロー用の蓋 ➡ 自作の蓋へ・・・
ということで、エアフロー用の蓋を取り外します。
両面テープでくっついているので豪快にはがします。
ベリベリベリベリッっと。
で、0.5mm厚のアルミニウム板で自作した蓋へ熱伝導シートを貼り付けます。
で、自作蓋を取り付けると。
改造の結果は
あとは戻すだけですね。
で、CPU温度ですが、若干下がりました!
MAX温度は下がらなかったのですが、高温域に達しづらくなった感じがします。
常用しているときの温度って比較を示しづらいのですが、
改造前は52℃近くで推移していて、改造後は45℃くらいで推移することが多くなった感じです。
ただ、軽く負荷をかけると温度が結構上がるのは変わらないので、
静音化という点ではまだまだです。
ただ、温度が上がりづらくなったので、
BIOSでファンの設定を変更してみました。
もともとは47℃からファンが回り始める設定ですが、
低温から10%でファンを回して、71℃から一気にファンを回す設定に変えてみました。
私レベルの負荷のかけ方ならMAX80℃台で抑えられるようです。
改造前だったらもっと上まで行ってしまったと思います。
ただ、このPCは85℃でスロットリング(CPU性能の抑制)がかかるようで、
Windowsアップデートのような少し重めのアクションではスロットリングがかかってしまうようです。
ただ85℃はかなり安全域だと思いますし、
スロットリングがかかるのは一瞬で、体感できる性能低下はないので、
このまま運用しようと思います。
低負荷時はかなり静かになりました!!
ブログ記事を書くときに集中しやすくなってGoodです!!
このMinisforum U820の改造はまだまだ続きます!!
このミニPC、実用的ですし、いじりがいもあるので最高ですよ!