DTM用のPCって排熱性や防音性を考えると、
どうしても大きいものになりますよね。
実際、PCケースは静音性や安定性にとって非常に重要で、
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しか～し！
日本の住宅事情を考えると、
大きいPCケースを置きたくない方も多いと思います。
私もできれば置きたく無い派です。
ただ、DTMPCで生楽器の録音も行いますので、
どうしてもPC自体の静音性は必須で、
大きいケースのPCを使っています。
でも、生楽器の録音を行わない方ならミニPCでのDTMもありじゃない！？
そうとなったら試してみましょう！
今回使用するintel NUC7CJYHの紹介
今回使うのは intel NUC7CJYH です。
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4台持っているミニPCの中で、intel NUC7CJYHを使うことにした理由ですが、
Celeron J4005という非力なCPUを積んでいることです。
このCPUでもDTMが可能なのか…、それも合わせて確かめてみます！
ポイント
★intel NUC7CJYHのスペック★
CPU ⇒ Celeron J4005（2コア2スレッド） TDP10W
メモリ ⇒ 8GB
グラフィック ⇒ 内臓
オーディオインターフェイス ⇒ 無し
DAWはCUBASE 11 LEを使います。
音源はCUBASE LE付属のHALLION SONIC SEのみ使用します。
再生してみた！
で、このintel NUC7CJYHのみでmixしてみました音源がこちらです。
元々DTM用PCで作ったもの（↓）を
できるだけHALLION SONIC SEのみで再現した感じです。
これを再生しているときはこんな感じです。
そんなにCPU負荷率が高くなくて驚きました。
重くないソフトシンセだけならCeleron J4005でも結構イケちゃいますね！
Celeron J4005はPASSMARKスコアは1500程度です。
DTMにはとても推奨はできませんが、最低限のことはできそう、
そんな感じでした。
ちなみにバッファの設定はこんな感じです。
ASIOはCUBASEに最初から入っている
共通低レイテンシーASIOドライバーを使いました。
静音化改造しているのでファンの音は全く聞こえないレベルまで
CPUファンの速度を落としていますが、
CPU温度的にも全く問題なさそうです。
ただ、今回の実験では、レイテンシーを詰めたり、
重いプラグインを使ったりしていませんが、
そういったことまで出来るような余裕はなさそうです。
CPUパワーがあるミニPCならそれらも可能ですが、
CPUパワーが上がれば発熱も増えるので、
ファンの音がかなりうるさくなることが予想されます。
まとめ
ポイント
DTMをやるためのミニPCであれば、
今回使ったintel NUCよりも、DeskMiniの方が良いと思います。
理由は多少大きなCPUクーラーが選べるからです。
もちろん、フルサイズのPCケースのようにガッツリ負荷をかけるのは
厳しいとは思いますが、
NoctuaのNH-L9のようなロープロファイルモデルのCPUクーラーを付ければ、
そこそこの負荷はかけられます。
これならば録音をしない場合なら現実的な構成を組めそうです。
これもいつかやってみたいですね～！
