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DTMPCいじり

極小ミニPCを分解!CHUWI LarkBox Pro!凝っている造り!

ジャンク&付属品無しで買ったLarkBox Proを
紆余曲折を経て完全動作にまで持っていくことができました。

前回のあらすじ

サウンドドライバーが見つからない!絶望!?ジャンクCHUWI LarkBox Proの修理

ジャンク&付属品無しで買ったCHUWI LarkBok Proのアダプターを 魔改造で作成し、無事にWindowsのクリーンインストールを済ませたところ、 サウンドドライバーが当たっていないことに気づ ...

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もうこうなればこちらのもので、
後は分解してCPUグリスを塗り塗りするだけです!

まかろんろん
まかろんろん
早速いってみましょうー!

1.構造を観察

LarkBox Proですが、結構ファンの音がうるさいです。
私が買ったミニPCの中では最もうるさいかもです。
6コアのi7を積んだ爆熱intel NUC BXNUC10I7FNHと同じか、
それ以上にうるさいですね。

ただ、ファンの回転数が常に一定
(もしかしたらドライバーがおかしいかも)なので、
音量の割には気にならないかもです。

音量を文章で伝えるのは難しいのですが、
少しうるさめのノートPCのファンの音くらいと言ったら、
伝わるでしょうか。


少し重めの作業をすると、結構温度が上がります。


何もしていなければこれくらいです。

小さいファンで小さいCPUクーラーを冷やすため、
常に高回転で回さないと冷却が追い付かないのだと思われます。
これはサイズを小さくした弊害ですね。


上面が吸気口です。


前面が排気口ですね。

分解は底面から行うようです。

2.分解!!

構造の確認が終わったので分解していきます。

step
1
底面のネジを外します。


step
2
裏蓋が外れました。


step
3
更にネジを外していきます。


step
4
もう一つ蓋を開けると、
フレキケーブルが2か所繋がっているので外します。

軽い力で上げればパチンと外れます。

step
5
ここからもう一段階分解するには四隅の台座型の六角ネジを外す必要があります。


まかろんろん
まかろんろん
しか~し、こんなに小さい六角用工具なんて持っていない…。

step
6
なのでラジオペンチで回します。


ネジをなめないように、壊さないように、慎重に…。

step
7
四隅の台座ネジを外すと、マザボその1が外れます。


マザボその1の下にはマザボその2があり、
これまた小さい六角台座ネジが四隅にあります。

step
8
これもラジオペンチで無理やり回します。

六角台座ネジを全て外しました。

この時点で天板がパカパカになります。

天板は幾つかの配線がマザボその2と繋がっていますので、
それらを切らないように注意が必要です。
これを分解するにはそれらの配線を外す必要があるのですが、
この時点で私は気づいてしまいました。

3.おおっと、熱伝導シート!


見えますでしょうか、白いシートが…。
そうなんです、このモデルはCPUグリスではなく、
熱伝導シートを使っていました。


この角度から見ていただくとよくわかるのですが、
熱伝導シートを2枚重ねしてあるんです。
しかも、あまり効率が良くなさそうなやつが…。

精度もク〇もない状態だとわかってしまったので、
これ以上は分解せず、そっ閉じすることにしました。

熱伝導率が高いシートに変えることで、
冷却効率はかなり上がるかもしれませんが、
そもそも精度がアマアマなので、静音化は無理と思い、
このまま使うことにしました。

このPCはロマンPCですからね!
こんなに小さいのにそこそこキビキビなPCというのが、
このPCの売りですから。

今回でジャンク購入CHUWI LarkBoxの修理は最終回です。
CPUグリスをぶちゅっとぶっ放したいところでしたが、
それは次のミニPCいじりにとっておくことにします!

まかろんろん
まかろんろん
一つ直すともう一つ直したくなる…!

それがPCいじり沼というものです。
じい
じい

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まかろんろん

まかろんろん

DTM歴10年overの多趣味人&海事代理士。 これまで3台DTM用PCを買い換えてきましたが、 昔はPC知識がなかったので今思うと無駄な出費をしてました(涙)。 DTMerの多くは過去の私のようにPCに詳しくないと思い、 そういう方々の参考になればと思いブログを始めました。 ご覧いただきありがとうございます。

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