さて、今回はDTMに必要な予算を考えてみよう、の回です。いや、PCパーツの知識よりなにより一番重要っすよ?(笑)。
DTMに必要な予算…、何をしたいかによって、予算は全然変わってきます。
PCスキルのある方なら中古パーツを活用してPCを安くあげられるでしょうし、
一般の方はBTOで半オーダーPCを注文することが多いでしょうし。
で、DTMに必要な予算ってPCだけじゃないんですよね。
これが本当に沼で、ものすごーく深い沼なのですが、
多分このブログをご覧になっている方はなんとか安く始めたいと思われている方が多いように思うので、その観点でおススメの構成を考えてみました。
PC
PCスペックも欲を出すと沼が深いのですが、今回はコスパを重視します。
で、録音をする場合はPCからの音をマイクが拾うことを考える必要があり、静音性も重視する必要があります。
Silent-Master NEO B550A|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)
<DTM用コスパ重視カスタマイズ>
CPU :Core i5 11400
マザーボード:一番安いやつ
(2021年9月25日にカスタマイズ・見積画面で一番安かったのはAsrock H570 Phantom Gaming4)
メモリ :32GB
SSD :500GB(SATA SSD)
ビデオカード:オンボードグラフィック(=グラボ無し)
私がカスタマイズで見たときには 140,780円 でした。
自作PC・パーツ・周辺機器などの専門店【TSUKUMO】公式通販サイト
<DTM用コスパ重視カスタマイズ>
CPU :Core i5 11400
マザーボード:ツクモオリジナル(B560チップセット)
メモリ :32GB
SSD :500GB(M.2 Gen3 SSD)
ビデオカード:オンボードグラフィック(=グラボ無し)
私がカスタマイズで見たときには 112,300円 でした。
DAW
これまた選択肢があまたありますが、私はCUBASEしか使ったことがないので、CUBASEの解説しかできません。
コスパ重視:0円(AI or LEの場合) or 13,200円(Elementsの場合)
ピッチ修正機能付き: 35,200円(CUBASE Artistの場合)
オーディオインターフェイス
Zoom UAC-2 22,700円(2021年9月25日 Soundhouse価格)
入力用鍵盤
これはデスクサイズとの相談になりますし腕前にもよるので、
おススメの製品というのは書きづらいですね。
5000円~20000円程度としておきましょう。
入力用鍵盤は別記事で選び方を解説しようと思います。
音源
CUBASE AI(or LE)に入っている音源は本当に最小限なので、
本格的にDTMを楽しむなら別に音源を買う必要があります。
おススメはNative InstrumentsのKompleteシリーズです。これにバンドルされているKontaktは必須ソフトといえるでしょう。
7万円程度とかなり高価なのですが、使いきれないほどたくさんの音源が入っていますので、
めちゃくちゃお買い得です!!
しかも、セールで最大半額になることもあります!
Kompleteはオケ系音源が充実していないのでさらに買い足すのであれば、
EastWest の Symphonic Orchestra Gold Edition がおススメです。
クリプトン | EW/QL SYMPHONIC ORCHESTRA GOLD EDITION(音楽ソフトウエア)
私はほかにもオケ音源を持っていますが、これはいまだに使っています。
使い勝手もよく、本当に使える音源です。
国内代理店のHigh Resolutionさんで購入すると36,343円です(2021年9月25日現在)。
いかがだったでしょうか?
私のおススメ構成で予算を組むと、
PC ➡ 14万円
DAW ➡ 0円
オーディオインターフェイス ➡ 2万3千円
鍵盤 ➡ 5千~2万円
音源 ➡ 7万円(+3万6千円)
大体、21万円~30万円くらいですね。
結構二の足を踏む価格だと思います。
もちろん、PCを中古にしたり、フリーの音源を使うことで初期費用をもっと抑えることはできます。
そういった節約術は別の記事で解説しますが、
作れる曲のレベルが上がると必ず良い音源が欲しくなるので、
音源の費用は沼だと思っていただたいた方が良いでしょう(笑)。