一番安く始めるのなら↑でまかろんろんが語るとおりです。
5000~10000円で始められますが、博打的な要素もありますし、
フリーのDAWを使うよりもある程度メジャーなDAWを使った方が時間効率的に勝ると思います。
で、この記事はどうしても激安で始めたい方に向けて書いたものですが、
はっきり言っておススメはしません!以前の記事(「DTMで必要な予算を考えてみる」)に書いたPCをお勧めします。
なぜかというと、そちらの方が結局は安上がりになるからです。
しかし、私自身、貧乏生活を送っていて、まさに安物買いの銭失いをしてきたのですが、
そうでもしないと始められない方も結構おられると思うんです。
今回の記事はそういう方のための頓服薬みたいなものだと思ってください。
何度も言いますが、万人にお勧めは絶対にしません。
以下の順番で解説します。
PC
まずはPCが無いと始まりませんね。
もし、すでにPCをお持ちならそれを使ってください。
PCをお持ちの場合はタスクマネージャーでCPUとメモリを見てみてください。
CPUの型番からpassmark scoreを調べてみて、
3000を超えているようならとりあえずCUBASEもそれなりには動くと思うので、
そのまま使いましょう。
2000前半とか、2000以下だと起動しても、簡単な曲を作るのすら困難だと思われるので、
PCを買いましょう。
メモリが4GBしかなかったら動作確認済みの中古メモリを買って増設しましょう。
とりあえず始めるなら計8GBでも良いでしょう。
増設の仕方は別記事で解説します。
PCが無い場合は、中古PCを購入しましょう。
予算が許す範囲でできるだけ性能の高いPCを購入してください。
メモリは後から増設できるので、CPUを重視した方がよいでしょう。
いくら安く上げたいといっても、PCを改めて買うなら
せめてPassmark score 5000以上(Core i5 6400とか、Core i3 8100とか…)は欲しいかな…。
DAW
好きなDAWを使えばよいと思いますが、グレードは一番低いものを。
生楽器や歌の録音を考える方や、midiキーボードでのリアルタイム入力をする方はオーディオインターフェイスが必須になるので、DAWがおまけでついてくるものを購入してください。
オーディオインターフェイス
マウスでぽちぽち入力するだけで、歌入れとか生楽器の録音をしないのであれば買わないという選択もアリです。これらをしなければレイテンシーは関係ありませんので。。
生楽器や歌の録音を考える方や、midiキーボードでのリアルタイム入力をする方はぜひ買ってください!
私のおススメは↓の記事に記載してあります。
音源
これはDAW付属のものを使えばよいです。
贅沢を言わなければそれなりには入っているはずです。
CUBASE AI/LEならHALION Sonic SEですね
フリー音源も探せば結構あります。
おススメは有名メーカーの機能限定版ですね。収録音源は少ないのですがクォリティは高いです。
フリー音源の中にはマルウェアを仕込まれるものもある可能性もあるので注意してください。
私は日本の音楽ユニットYMCAさんが無料で公開しているmagical 8bit plugを使っています。
Magical 8bit Plug | YMCK Official Website
DAWは使い方を覚えるだけでも苦労するので、
フリーのものを使うよりも知名度のあるものを最初から使った方が効率が良いと思います。
CUBASEとかなら、優待価格で上位グレードにアップグレードすることも可能なので、
それなりに無駄を抑えることもできます。
CPUに関しては後から買い足して性能を上げることが難しいので、
ここに一番予算をかけた方が良いですね。できるだけ新しい世代のものが良いです。
7世代までのintel CPU(ほんの一部の例外を除く)はwindows11に正式対応しないとmicrosoftからアナウンスされているので、intel CPUであれば、できれば8世代以降のものが良いでしょう。
intel CPUは7世代から8世代になるタイミングで大幅に性能向上しているので、それも大きいです。(私が以前使っていたCore i7 6700K(第6世代の最上位モデル)よりもCore i5 8400の方がPassmark Scoreが高いようです。)
ただし、第8世代のものだと、中古相場でもそれなりには高くなってしまいますね。
ポイント