私もDTMerの端くれなので、デスク周りには拘りがあります。
機材やデスクに拘る方は多いのですが、
椅子はあまり無頓着な方が多いように思います。
しか~し、長時間作業には良質な椅子が必須なんです。
集中力を長く続ける必要があるDTMであれば尚のことです。
私も昔は安いチェアを使っていましたが、
もう安いチェアには戻れません…。
ということで今回は椅子のお話です!
![まかろんろん](https://maca-ronron.com/wp-content/uploads/2021/09/maca02-1-1-273x300.png)
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DTMや事務作業って長時間座りっぱなしになるわけで、 夏だと椅子が暑く感じることってありませんか? 私はハーマンミラーのセイルチェアを使っています。 セイルチェアは座り心地は最高なのですが、 クッショ ...
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1.ハーマンミラー社のセイルチェアとは
ポイント
アメリカの名門ハーマンミラー社(Herman Miller)の製品で、
同社の中では比較的お手頃価格の製品です。
帆船のようなデザインからセイル(SAYL)チェアなんだそうな。
![](https://maca-ronron.com/wp-content/uploads/2022/06/hermanmiller-chair-2.jpg)
ハーマンミラー社はアーロンチェアが非常に有名ですね。
めっちゃ高価な椅子で、よく最強のワークチェアと言われます。
(高価なので勝者の椅子とも…)
アーロンチェアは20万越えなので、
私のような小市民が買うにはかなり勇気が要ります…。
セイルチェアはワークチェアです。
ですので、ゲーミングチェアのようなヘッドレストは付きません。
2.どこが良いの?
これ、是非、家具屋さんで一度座ってみてほしいのですが、
背中のセイル部分が驚くほど自然に
無理のない姿勢をキープしてくれます。
ほんの少し後傾になった姿勢で作業しやすいように
デスクやモニターの位置を調整すれば、
本当に疲れ知らずに仕事や作業をすることができます。
むしろこういうチェアを使わないと、
テレワークでしかも残業が多い職種(ITとかデザイン系の方とか)だと、
いずれ体を壊してしまうと思います。
![まかろんろん](https://maca-ronron.com/wp-content/uploads/2021/09/cropped-maca01-300x300.png)
座面はダンパーが効いているのと適度な反発があり、
しっかりと体を支えてくれます。
座り心地は安価な椅子とは次元が違います…。
セイルチェアは機能性も最高ですが、そのデザインも最高です。
デザイナーさんが使っていそうなハイセンスで秀逸な形状で、
色の展開も豊富なので、部屋がぐっとおしゃれになります。
背もたれ部分は姿勢をサポートしてくれるだけでなく、
通気性が良いので長時間座っても快適です。
デザインだけでなく、機能性も兼ね備えてます。
3.コスパはどう?
セイルチェアはアーロンチェアの廉価版のような扱いらしく、
値段もアーロンチェアほど強烈ではありません。
とはいえ、10万程度のお値段しますので、
勇気のいる買い物であることは間違いありません。
シリンダー部以外はメーカー保証が10年以上つくので、
非常に長く使えるということと、
この性能を考えれば非常にコスパは良いと思います。
特に仕事で使われる方は、十分元が取れると思います。
注意ポイント
注意点としてはアーロンチェアと違って
サイズ展開がないことです。
アーロンチェアは体型に合わせてサイズを選べるのですが、
セイルチェアはサイズを選べません。
各部のアジャストで調整できますが、
極端に大きな男性や、小柄な女性だと調整が追い付かないかもです。
私は平均女性くらいの体型ですが、
座面の位置を一番良いところまでは調整できず、
少し大きい状態で使っています。
10万円は高すぎて買えない…という方は
中古チェアを検討してみるのも良いかもです。
中古であれば4~7万円くらいで購入可能です。
4.どのモデルを買うべき??
セイルチェアはいくつかモデルがあります。
- ①背中の支え(ランバー)の有無
- ②座面の前傾(チルト)機能の有無
- ③ひじ掛けの前後左右調整機能の有無
私はこの中で③はあった方が良いと思います。
私は②があるモデルを使っていますが、
②の機能はあまり使っていません。
イラストを描く際に前傾が要るかと思ったのですが、
結局モニターを見ながら描くので、
前傾にする必要がなかったんですね。
液タブの方はあると良いかもしれませんが、
首に負荷がかかるので、
液タブに角度をつけるスタンドを使った方が、
合理的なように思います。
①はなくても十分に体を支えてくれました。
③は必要でしたね…。
私の肩幅だとひじ掛けが合わなくて、これは必要でした。
ひじ掛けに手を置いて作業すると全然疲れ方が違いますので、
セイルチェアを買われる方は③の機能があるものを
選んだ方が良いと思います。
5.デメリットは?
デメリットとしてはやはり高価であるということですね。
逆にそれ以外に大きなデメリットはありません。
強いて挙げるなら本体が重いので、
動かすのに少し力が要ることと、
足の部分が大きいので、モノに当たりやすいことですかね。
ポイント
あと、チェアが重いので、
フローリング直はやめた方が良いです。
集めのカーペットを敷いた方がよいと思います。
あと、ギターを弾かれる方はひじ掛けが邪魔になるかもです。
私はギターを弾くときは一番下げて使っていますが、
体勢やギターの種類によってはひじ掛けに干渉します。
ギターを弾くときは浅めに座る必要アリです。
このセイルチェアに関しては電動昇降デスクと並んで、
買って良かったもののトップ10にランクインします。
むしろ、デスクよりもこのチェアの方が満足度は高いですね。
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