アルトサックス始めてみたものの、
あまりにも爆音なので、
防音しないと自宅練習できないんですよね。
断熱材入りの近代的な一軒家で二重窓にすれば、
迷惑な音量で聞こえてしまうことはないと思いますが、
同居家族には相当迷惑をかけてしまいます。
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家族がいるときも練習したいですよね??
ということで今回はアルトサックスの防音編です!
1.防音対策その1 BestBrass e-Sax
爆音を抑え込むにはちょっと頼りない見た目ですが、
使ってみるとびっくり、かなり音量を下げられます。
中に吸音材が入っているので、音もマイルドな感じに聞こえます。
少し大きめな音量にしたテレビくらいの音量って感じになります。
実際に生で吹いた場合とこのe-SAXを使った場合で
音量の比較をしてみました。
最初がe-SAXで吹いて、その後に生で吹いてます。
注意ポイント
生のほうがかなりうるさいので
視聴の際にはお気をつけください!
このe-SAXはボックス内の音をマイクで拾って
イヤホン端子から出力できます。
出力された音をモニターしながら演奏可能なので、
より自然な演奏感を得られます。
ただ、私はイヤホン接続が煩わしいので使ってません(笑)
イヤホンを使わない場合、
音が詰まったというか、こもった音に聴こえます。
ポイント
e-SAXを使って吹くと特定の音が出づらく感じますね。
サックスに布を詰めたりして防音すると、
音が出づらくなるのですが、
そこまでではないにしろ、
少しだけ演奏しづらさは我慢が必要です。
低い音の方が出しづらくなる印象ですね。
2.防音対策その2 市販の防音ブース
防音ブースというと、
外に音が全く漏れないと思うかもしれませんが、
普通に音漏れします。
防音ブースで音を減衰させて、
その防音ブースを設置した部屋の外には
音を漏らさないようにするというように使うんですね。
なので、恥ずかしいから絶対音漏れしないものを…と思って
購入するとがっかりしてしまうと思います。
ポイント
防音ブースを使うときの注意点ですが、
サックスのように爆音の楽器は
部屋が広いタイプを使った方が良いです。
狭いと音がめちゃくちゃ反響してしまい、
ものすごくうるさく感じると思います。
録音する場合も反響音が載ってしまい、
綺麗に録音することが難しいです。
あと吸音しすぎる部屋だと
力んでしまい吹きづらいと感じるかもしれません。
(これはボーカル録音にもいえます。
ボーカルだとのどを痛めてしまうかも・・・。)
注意ポイント
あと、防音室内はめっちゃ暑いので、
冬以外はエアコン必須です!
(自作防音室で経験済み。本当に暑いですよ!)
3.防音対策その3 吸音作戦
私は部屋に市販の防音ブースを置くスペースがないので、
なんとか生サックスを吹けるように工夫できないかと考えました。
思いついた方法がとにかく吸音作戦です。
具体的にはウォークインクローゼット内で吹く、です(笑)。
クローゼット内は服がたくさんかかっているので、
服の中にサックスを突っ込んで吹けば、
かなり吸音されます。
床には静床ライトを敷き詰めておいて、
階下への騒音が伝わるのを防止しました。
この方法だと、e-SAXほどではありませんが、
なんとか許容範囲の騒音にすることができました。
とにかく狭い・暑い・暗いと実用的ではなかったです。
実験的にやってみましたが、これは最後の手段ですね。
4.防音グッズ(e-SAX)使用時の注意
e-SAXは自宅練習にもってこいのグッズですが、
注意点もあります。
一つ目は、かなり重いということです。
首だけに重さがかかるストラップだと
体を壊してしまう可能性があるので、
ハーネスタイプのストラップを使った方が良いです。
二つ目は重量バランスがかなり変わることです。
サックスをそのまま持つときと重量バランスが違うので、
生で吹くときに結構違和感があります。
運指の時に支えるポイントが違うようで、
e-SAXでばかり練習していると、
生で吹いたときに支え方がわからず運指が安定しなくなります。
たまには生で吹いてあげたほうがよさそうです。
三つ目は生で吹いたときに爆音でビビる、です。
音量差が凄いので、いざ録音の時に生で吹くと、
あまりの爆音にびびって全力で吹けません(笑)。
びびってしまうので、演奏に集中できず、
音程も取りづらく感じてしまいます。
なので、たまには生で吹くようにした方が良いと思います。