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電子ピアノに防音って必要?階下への騒音に要注意!その対策とは・・・

2022年2月19日

 

家でもピアノを弾きたいけど、騒音問題になるのでピアノは置けない…、

そういう方は決して少なくないと思います。

電子ピアノもリーズナブルなもの、省スペースなもの、本格的なものと

色々な機種が出ていて良い時代になったと思います。

 

まかろんろん
まかろんろん
今回は電子ピアノの防音の必要性と私がとっている対策を公開します!

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そもそも電子ピアノに防音って必要?

 

電子ピアノは音量調節もできますし、ヘッドホンをつなげば音を鳴らさずに練習できます。

音が出ないのだから防音は必要ない…、そう思いますよね?

しか~し、意外かもしれませんが、電子ピアノでも騒音問題は起きます。

それは何故か?

 

答えは衝撃です。

 

ピアノもそれなりに弾けると強弱をつけて弾きますよね。

f(フォルテ)やff(フォルテッシモ)で鳴らすときって、どう弾きます?

結構な勢いで鍵盤を叩きませんか?

あと、サステインペダルも踏みますよね?

 

鍵盤を叩いてもコンコンという小さな音しかしないですし、

サステインペダルを踏んでも音なんて聞こえませんが、

この音が原因で階下に迷惑をかけてしまうことがあるんです。

 

音の伝わり方は2種類ある

 

音は空気を震わせて伝わるか、モノが振動して伝わるかのどちらかで聞こえてきます。

壁や床で音を遮る場合、前者の方が効率的に遮ることができます。

逆に後者の場合はしっかりした壁や床でも比較的容易に伝わってしまいます。

場合によっては音が共鳴して増幅されてより大きく聞こえてしまうこともあります。

 

そうです、鍵盤を叩く音、これが階下に伝わることで騒音問題になるんです。

 

1回だけドンと聞こえるのならそれほど気にならないかもしれませんが、

何時間も天井からドンドンコンコン聴こえてきたらどうでしょう?

大抵の方は気になるのではないでしょうか??

まかろんろん
まかろんろん
なんじゃ~!?この音は!!

 

階下への防音対策

 

私は以前の記事で書いたように一軒家に住んでいますので、

防音にはそれほど気を付ける必要はありませんが、

電子ピアノは2Fに設置しているので、階下への騒音対策を講じています。

 

 

騒音対策をする前は家族から音が気になると言われていました。

電子ピアノを弾いているとは思わなかったみたいで、

床を蹴る癖をやめてほしいと言われました…。

 

まかろんろん
まかろんろん
ケッテナンカナイヨ…

 

注意ポイント

電子ピアノの打鍵とペダルを踏む音が木造の床で増幅されて、 階下にはまるで床を蹴っているような音に聞こえていたようです。

 

このままではピアノを楽しく弾くことが危ぶまれましたので、

対策を試みることにしました。

 

★対策その1:静床ライト(または静床プレミア)を敷く

 

防音専門ピアリビングさんが販売されている静床プレミアを床に敷き詰めました。


本当はこの静床プレミアの下に足音マットを敷いた方が効果的です。

私の場合、フルートやバイオリンのような空気を伝播するタイプの騒音も出すので、部屋全体に敷き詰めて空気伝播音も防音する必要がありました。

床一面に敷く場合、床の高さが高くなりすぎるとドアが開かなくなってしまいますので、足音マットはあきらめました。

静床プレミアだけでも、あると無いのとでは全然違います。

電子ピアノの回りにだけ敷くのなら、足音マットも合わせて敷いた方が良いです。

 

静床プレミアは静床ライトの高級版です。

絨毯部分の毛が短く掃除がしやすいのが私的にはお気に入りポイントです。

防音性能に関してはどちらも変わらないそうです。

 

★対策その2:防振ゴムを電子ピアノの足の下に設置する

 

防振ゴムの写真


私の場合、静床の下に足音マットを敷けなかったので、

その代わりとして静床の上に防振ゴムを置いて、その上に電子ピアノを設置しました。

注意点としては防振ゴムから静床に色移りする可能性があることですね。

気になる場合は防振ゴムの裏面にテープでも貼ると防止できます。

テープを貼る場合は滑らない素材にしましょう。そうしないと打鍵でズレてきます。

 

結果

 

これらの対策を行うことで階下ではほとんど音が聞こえなくなり、

気兼ねなく電子ピアノを弾くことができるようになりました。

床一面に静床プレミアを敷き詰めたおかげで空気伝播音も遮ってくれているようで、

電子ピアノの音量を1段階上げても階下には聞こえなくなりました。

 

静床ライト(静床プレミア)は原状復帰が可能なので

賃貸でも気兼ねなく使用することができます。

 

家の構造にもよりますが、

特に木造の場合は床は音を良く伝える、もしくは増幅させやすいようです。

私が住んだ木造の家はいずれも階下に音が良く漏れていました。

床の防音対策は重要です。

 

静床ライト(静床プレミア)は衝撃音対策として利用されることが多いようで、空気伝播音対策で使われている方はあまりおられないようですが、

実際に使ってみると空気伝播音にも結構効果がありました。

 

ただし、効果的な音域と苦手とする音域があります。

★詳しくはコチラ!

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まかろんろん

DTM歴10年overの多趣味人&海事代理士。 これまで3台DTM用PCを買い換えてきましたが、 昔はPC知識がなかったので今思うと無駄な出費をしてました(涙)。 DTMerの多くは過去の私のようにPCに詳しくないと思い、 そういう方々の参考になればと思いブログを始めました。 ご覧いただきありがとうございます。

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